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       常設曲ギャラリーA
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◆管弦楽作品◆    

<アンモナイトの夜>スコア改訂版を公開しました。
[2014年1月11日]
 森さちや

 この「常設曲ギャラリーA」では、森さちや作曲の管弦楽の代表曲を5曲、
 全曲を通して聴けるようにしています。
 
 旋律の、生成・発展・収束の過程をお楽しみ下さい。


アンモナイトの夜



【管弦楽組曲≪生命の海≫第2楽章】

―オーケストラ―

(6:50, 約69MB, WAVファイル)

[2014年1月11日公開]

2013年スコア改訂版


 造形の美しい化石として残っているアンモナイトをモチーフとして、管弦楽曲を創りました。
 中生代に繁栄して絶滅した海の動物への鎮魂曲です。
 序奏後の最初のテーマのソロは、形状の類似性から、ホルンに託しました。
 中間部の、チェレスタ・ソロにオーボエが重なっていくシーンは、宇宙空間に無数のアンモナイトが浮遊している幻想イメージを描いてみたものです。
 2006年1月作曲、2013年11月編曲、冒頭はニ短調、全体の基調はト短調。
 
 この改訂版では、編成をやや厚くし(金管楽器がやや厚め)、スコアを大幅に見直しました。また、曲の長さをやや長くして、副次的モチーフの展開を、余裕を持たせて織り込んでいます。
 
 この曲の、ジャズ・カルテット版も制作しました。
 <アンモナイトの追想>(Jazz Version)の新録音版を公開で試聴できます。

 アンモナイトは、今から4億年ほど前(古生代)に出現し、中生代には海産無脊椎動物で最も繁栄した生き物でしたが、6500万年前の白亜紀末期の大絶滅により、恐竜と同様、滅んでしまったらしいです。絶滅の原因の有力な説として、隕石衝突説があります。巻貝の中には、現在のイカと類似の動物(頭足類)が入って生活していたようです。
 
 アンモナイト・ファン必見の博物館が、伊豆高原にあります。
 伊豆アンモナイト博物館という、小さな個人博物館です。アンモナイトの小宇宙空間と、館長・吉池高行氏の薀蓄が魅力です。


太古の水平線



【管弦楽組曲≪生命の海≫第1楽章】

―オーケストラ―

(8:29, 約85MB, WAVファイル)

[2013年8月25日公開]

2013年スコア改訂版


 悠久の時間と、遥か昔からの生命の連鎖に想いを寄せ、管弦楽曲を描き上げました。
 クラリネット・ソロとトランペット・ソロが活躍するオーケストラ曲です。
 生命の試練と躍動を表現しようと試みました(2005年当時の意図です)。
 2005年12月作曲、変ロ長調。
 2013年2月、スコア改訂版を編曲。
 
 この改訂版では、編成をやや厚くし(金管楽器がやや厚め)、スコアを大幅に見直しました。2005年版では、不自然な曲の流れの個所がいくつかあったのですが、それらを修正しました。
 また、曲の長さをやや長くして、副次的モチーフの展開を余裕を持たせて織り込んでいます。

 なお、管弦楽組曲≪生命の海≫の4つの楽章では、冒頭のテーマにどれも[C-B-A-G]の下降音列が含まれています[sea bag…海での収穫]。

 今から5億年ほど前、古生代カンブリア紀に、著しい生物の多様化・複雑化が進行し、海では、現在の海産無脊椎動物の原型がほぼ出揃ったようです。そればかりか、カナダのバージェス頁岩などの化石の証拠によると、現存する動物との類縁関係が不明な、アノマロカリスのような奇妙な動物も多種類出現したそうです。(S.J.グールドの著作など参照)

楽器編成:フルート2、オーボエ2・イングリッシュホルン1、クラリネット2・バスクラリネット1、バスーン1、ホルン2、トランペット2、トロンボーン3、チューバ1、シロフォン、チューブラベル、シンバル、ティンパニー、チェレスタ、弦楽器群(ヴァイオリンT・U、ヴィオラ、チェロ、コントラバス)。


春の幻



【管弦楽組曲≪幻想の四季≫第1楽章】

―オーケストラ―

(5:14, 約53MB, WAVファイル)

[2012年4月15日公開]

作品集≪夢の国へ≫に収録


 連作の管弦楽組曲≪幻想の四季≫の第1楽章として作曲しました。
 3管編成のフル・オーケストラ曲で、ラテン・パーカッションとハープが加わります。
 この組曲では、オーケストラの面白さ、華麗さを引き出せるような、チャイコフスキーを意識した、カラフルなオーケストレーションを試みました。

 さて、この<春の幻>ですが、まず、中低音域(ヴィオラ・チェロ・バスーン)でテーマが提示され、オーボエソロ・ホルンソロを経て、弦楽合奏に引き継がれていきます。転調して中間部に入ると(1:40〜)、ヴァイオリンソロ・フルートソロ・トランペットソロと、独奏が続いていきます。フルートソロとともに(2:00〜)、ラテン・パーカッションが大々的に登場し、ハープも絡み、明るく賑やかな情景に転じます。中間部の後半(2:45〜3:20頃)は、金管楽器も全面的に参加するフル・オーケストラとなり、曲の1回目のクライマックスを迎えます。

 ソロ楽器とオーケストラとの対比、対位法による対旋律、が聴きどころです。
 2007年4月作曲、ハ短調。
 管弦楽組曲≪幻想の四季≫の4曲は、第5作品集≪夢の国へ≫に収録されています。

楽器編成:ピッコロ1・フルート2、オーボエ1・イングリッシュホルン1、クラリネット2・バスクラリネット1、バスーン2・コントラバスーン1、ホルン4、トランペット2、トロンボーン3、チューバ1、グロッケン、シロフォン、ベル、シンバル、ティンパニー、ラテン・パーカッション8種、ハープ、弦楽器群(ヴァイオリンT・U、ヴィオラ、チェロ、コントラバス)。


秋の気流



【管弦楽組曲≪幻想の四季≫第3楽章】

―オーケストラ―

(5:16, 約53MB, WAVファイル)

[2012年11月3日公開]

作品集≪夢の国へ≫に収録


 連作の管弦楽組曲≪幻想の四季≫の第3楽章として作曲しました。
 3管編成のフル・オーケストラ曲で、ラテン・パーカッションとハープが加わります。
 この組曲では、オーケストラの面白さ、華麗さを引き出せるような、チャイコフスキーを意識した、カラフルなオーケストレーションを試みました。

 この<秋の気流>では、澄んだ青空のもとで、遠くまで広がる明るい秋の風景画を描くつもりで曲を書きました。
 中間部は秋祭りの賑わいを表現してみました。
 まず、弦の中低音域(ヴィオラ・チェロ)でテーマが提示され、クラリネットソロを経て、弦楽合奏に引き継がれていきます。ラテン・パーカッションとともにテンポアップして中間部に入ると(1:45〜)、オーボエとフルートのソロ交換・ホルンソロ・トランペットソロ・ヴァイオリンとハープの掛け合いと、独奏が続いていきます。クラリネットソロ・オーボエソロに続く中間部の最後(3:05〜3:25頃)は、金管楽器も全面的に参加するフル・オーケストラとなり、曲の1回目のクライマックスを迎えます。トランペットソロとともに元のテンポで、秋の風景描写に戻ります。そして第2のクライマックスが訪れ(3:45〜4:00頃)、その後、最初のテーマが再現され、終結部に向かいます。
  2007年11月〜2008年2月作曲、二長調。

 管弦楽組曲≪幻想の四季≫の4曲は、第5作品集≪夢の国へ≫に収録されています。

楽器編成:ピッコロ1・フルート2、オーボエ1・イングリッシュホルン1、クラリネット2・バスクラリネット1、バスーン2・コントラバスーン1、ホルン4、トランペット2、トロンボーン3、チューバ1、グロッケン、シロフォン、ベル、シンバル、ティンパニー、ラテン・パーカッション8種、ハープ、弦楽器群(ヴァイオリンT・U、ヴィオラ、チェロ、コントラバス)。


夜明け



―オーケストラ―

(7:29, 約76MB, WAVファイル)

[2011年8月15日公開]

作品集≪光の花束≫に収録


 この作品は、夜明けの情景と、その情景変化に共振している人間の内面的変容―精神の目覚め・賦活化―を描いた曲です。

 夜明け前、闇は最も深く、体も凍えています。やがて、東の空がうっすらと色を帯び、体もゆっくりと解き放たれていきます。そして一筋の光がこの世界に差し込むと、木々も生き物も目覚め、活動が始まります。

 チェロによる夜の闇のメロディーから始まります。2分10秒頃から、鳥が囀り、夜が白み始めます。そして、4分30秒頃に「日の出」の瞬間が訪れ、日が昇り始めます。
 随所で、ホルンソロと木管楽器のソロが活躍します。

 19世紀ロマン派の標題音楽の系譜の曲を作ろうと試みました。2003年8月、長い梅雨明け後完成。ハ短調。

楽器編成:フルート2、オーボエ、イングリッシュホルン、クラリネット2、ファゴット2、ホルン2、トランペット2、トロンボーン2、グロッケン、シロフォン、ベル、スネア、シンバル、ティンパニー、ハープシコード、メゾ・ソプラノ、弦楽器群(ヴァイオリンT・U、ヴィオラ、チェロ、コントラバス)。

 ※リスナーの声、K.H.様より
「≪光の花束≫の<Dawn>と、≪四季の余韻≫の全曲は、小生にとって欠かすことのできない生活必需品になっております」


作曲・編曲:森 さちや
演奏・録音:森の音楽工房 Musical Artisans

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